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AJ・マッキーが無敗王者シェイドゥラエフと激突 超RIZIN.5で2本のベルトを懸けた頂上決戦

EasyFight運営
AJ・マッキーが無敗王者シェイドゥラエフと激突 超RIZIN.5で2本のベルトを懸けた頂上決戦
© PFL MMA

2026年7月20日、RIZINは「超RIZIN.5 浪速の超復活祭り」の追加対戦カードとして、ラジャブアリ・シェイドゥラエフ(Razhabali Shaidulloev)とAJ・マッキー(AJ McKee)によるフェザー級ダブルタイトルマッチを発表した。

大会は9月10日に大阪・京セラドーム大阪で開催される。
試合はフェザー級(66.0kg)の5分3ラウンドで行われ、シェイドゥラエフが保持するRIZINフェザー級王座と、空位となっているPFLフェザー級王座の両方が懸けられる。

シェイドゥラエフにとってはRIZIN王座の4度目の防衛戦となり、両者にとってはPFL王座決定戦となる。
勝者がRIZINとPFLのフェザー級王座を同時に保持するダブルタイトルマッチだ。

AJはPFLフェザー級王者ではなく、発表時点のPFL公式ランキングで同級2位。
元Bellatorフェザー級王者のAJが、19勝無敗のRIZIN王者シェイドゥラエフに挑む。

元Bellator王者AJ・マッキーが約3年8カ月ぶりにRIZIN参戦

AJは1995年4月7日生まれ、米国カリフォルニア州ロングビーチ出身。
身長178cm、リーチ189cmのサウスポーで、長い手足を生かした変則的な打撃と、レスリング、サブミッションを組み合わせるオールラウンダーだ。

2015年のプロデビューから18連勝を記録。
2021年にはパトリシオ・ピットブルを第1ラウンドのギロチンチョークで破り、Bellatorフェザー級ワールドグランプリを制覇するとともに、Bellatorフェザー級王座を獲得した。

RIZINには2022年12月31日の「RIZIN.40」で初参戦。
RIZINライト級王者ホベルト・サトシ・ソウザと71.0kgで対戦し、判定3-0で勝利した。

サトシが下から仕掛けた三角絞めや、バックからの絞めをしのぎながら、踏みつけやサッカーボールキックを交えた攻撃を展開。
RIZINルールへの高い対応力も見せた。

今回のシェイドゥラエフ戦は、それ以来約3年8カ月ぶりとなるRIZINでの試合だ。

ホベルト・サトシ・ソウザ vs. AJ・マッキー

無敗のイスブラエフに判定勝利し、戦績を25勝2敗に更新

AJはライト級でポール・ヒューズに判定負けを喫した後、フェザー級へ復帰。
アフメド・マゴメドフ、アダム・ボリッチに判定勝利し、2026年6月27日の「PFL San Diego」では、10戦全勝だったサラマト・イスブラエフと対戦した。

PFL San Diegoでサラマト・イスブラエフに右を放つAJ・マッキー
© PFL MMA

試合では3ラウンドを通してテイクダウンとトップコントロールで主導権を握り、終盤にはサブミッションも狙った。
採点は3者とも30-27。
無敗だったイスブラエフに明確な判定勝利を収め、プロ戦績を25勝2敗とした。

サラマト・イスブラエフをトップから攻めるAJ・マッキー
© PFL MMA

イスブラエフ戦でAJが見せたのは、派手な蹴りやサブミッションだけではない。
相手の爆発力を抑え、必要な場面で組みを選択し、試合全体を管理する完成度の高さだった。

強い圧力とレスリングを武器とするシェイドゥラエフに対抗するうえでも、イスブラエフ戦で見せたテイクダウン、トップコントロール、ポジション維持は重要な要素になる。

AJ・マッキー vs. サラマト・イスブラエフ

19勝無敗、3度の防衛に成功したRIZINフェザー級王者

対するシェイドゥラエフは、RIZIN参戦後も全試合でフィニッシュ勝利を重ねている。

2024年6月のRIZIN初戦では武田光司をリアネイキッドチョークで下し、続くフアン・アーチュレッタ戦では第1ラウンドにアームバーを極めた。
同年大晦日には久保優太をグラウンドパンチで破り、RIZIN参戦から3連勝を飾った。

2025年5月にはクレベル・コイケを第1ラウンド1分2秒、グラウンドパンチによるKOで破り、RIZINフェザー級王座を獲得した。

初防衛戦ではビクター・コレスニックを開始33秒で退け、続く朝倉未来とのタイトルマッチではテイクダウンと投げで主導権を握った。
第1ラウンド2分54秒、グラウンドパンチによるTKO勝利を収め、2度目の王座防衛に成功した。

2026年4月には久保優太との再戦に臨み、第1ラウンド4分13秒、グラウンドパンチによるTKO勝利。
3度目の防衛に成功し、プロ戦績を19勝無敗に更新した。

打撃、組み、寝技のすべてでフィニッシュできるうえ、相手をロープ際へ追い込んでから一気に試合を終わらせる爆発力を持つ。
AJにとっても、キャリア屈指の難敵となる。

ラジャブアリ・シェイドゥラエフ vs. 朝倉未来

AJの長いリーチとスクランブル能力が突破口になるか

シェイドゥラエフは、強い圧力をかけながら相手との距離を詰め、組みついてからテイクダウンにつなげる。
トップポジションを奪った後は、バック奪取や絞め技、強烈なグラウンドパンチで相手に防御を強いる。

正面から組み合って押し返そうとすれば、投げやテイクダウンを許す危険がある。
AJにとっては、シェイドゥラエフを簡単に前進させず、組みの形を作らせないことが重要になる。

一方のAJは、189cmのリーチを生かしたジャブ、左ストレート、前蹴り、サイドキックで距離を変えられる。
組まれた後もギロチンチョークやダースチョークを狙い、スクランブルでは打撃とサブミッションを連続させることができる。

AJが距離を保ちながらシェイドゥラエフの前進を止められるか。
テイクダウンされた場合に立ち上がり、スクランブルの中で首やバックを狙えるかが大きな焦点となる。

元Bellator王者でPFLフェザー級ランキング2位のAJと、RIZINで対戦相手を次々とフィニッシュしてきた19勝無敗の王者シェイドゥラエフ。
9月10日の京セラドーム大阪で、無敗のRIZIN王者と元Bellator王者が、RIZINとPFLの2本のベルトを懸けて激突する。
団体の枠を越えて実現した、MMA史上でも屈指のスケールを誇るフェザー級タイトルマッチだ。

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