【PANCRASE 364】佐々木瞬真と船田電池が王座挑戦権を争う カリベクは元王者・三宅輝砂と対戦

2026年7月26日、東京・ニューピアホールで「PANCRASE 364」が開催される。
今大会のメインイベントは、ストロー級1位の佐々木瞬真と同級2位の船田電池による次期挑戦者決定戦。
勝者は現王者・宮澤雄大への挑戦権を獲得する。
コーメインイベントでは、フェザー級1位のカリベク・アルジクル ウールと、元同級王者の三宅輝砂が対戦。
そのほか、バンタム級1位の髙城光弘と、5勝すべてを一本勝ちで飾っている佐藤ゆうじの一戦など、全8試合が組まれている。
メインイベント 佐々木瞬真と船田電池が王者・宮澤雄大への挑戦権を争う
ストロー級次期挑戦者決定戦 5分3ラウンド
佐々木瞬真(THE BLACKBELT JAPAN/1位)vs船田電池(和術慧舟會HEARTS/2位、2024年NBT同級優勝)
ストロー級の次期挑戦者を決める一戦には、2024年にプロデビューし、短期間でランキング上位へ駆け上がった新世代の2人が登場する。
佐々木はプロ戦績4勝1敗。
現在4連勝中で、今年3月には経験豊富なリトルとの激戦を制した。
苦しい展開の中でも攻撃を止めずに勝利を引き寄せた一戦はベストバウトに選ばれ、ランキング1位へ浮上している。
6月には、RIZIN仙台大会に向けた扇久保博正のスパーリングパートナーを務め、打撃と寝技の両面を磨いた。
今回も判定ではなくフィニッシュで勝利し、タイトル挑戦へ進む姿勢を示している。
対する船田は5勝1敗。
2024年ネオブラッドトーナメントを制し、今年3月には宮澤とのストロー級王座決定戦に臨んだ。
豊富な運動量と粘り強さを発揮して5ラウンドを戦い抜いたものの、判定1-2でプロ初黒星を喫している。
船田は前戦について、肉体的なスタミナではなく、長時間にわたって冷静に判断し続ける力が不足していたと分析。
元ONEストロー級王者の猿田洋祐と練習を重ね、ポジションを得点やフィニッシュにつなげる部分を磨いてきた。
ポジションが多少崩れてもグラウンドでの打撃を優先する佐々木と、動き続けながら相手を制御し、打撃を加えていく船田。
ともに攻撃的な選手だが、グラウンドでの考え方には違いがある。
船田が3ラウンドを通じて主導権を握るのか、それとも佐々木が攻撃性を発揮してフィニッシュを奪うのか。
王者・宮澤への挑戦権を懸けた、ストロー級の今後を左右する一戦となる。
コーメインイベント カリベクと元王者・三宅輝砂がフェザー級王座戦線を占う
フェザー級 5分3ラウンド
カリベク・アルジクル ウール(Olymp Gym Bishkek/1位)vs三宅輝砂(ZOOMER/7位、第11代フェザー級キング・オブ・パンクラシスト)

コーメインイベントでは、フェザー級1位のカリベク・アルジクル ウールと、第11代フェザー級キング・オブ・パンクラシストの三宅輝砂が対戦する。
カリベクは13勝2敗。
パンクラス参戦後は井村塁、ISAO、平田直樹を破り、強靱なフィジカルを生かして打撃、組み、寝技をつなげる総合力でフェザー級戦線を駆け上がった。
昨年12月には栁川唯人との王者決定戦に進んだが、右ストレートを受けて敗戦。
王座獲得を逃した。
今回は約7カ月ぶりの再起戦となり、元王者を相手に再びタイトル戦線へ戻れるかが問われる。
三宅は13勝5敗。
パンクラスでは、王座獲得と初防衛を含む5試合連続フィニッシュ勝利を挙げた実績を持つ。
昨年9月の「RIZIN.51」では高木凌に判定で敗れたが、今年5月の復帰戦では遠藤来生を完封して再起を果たした。
三宅はカリベクについて、打撃、寝技、スタミナ、フィジカルのすべてが高い総合力を持つ選手と評価。
そのうえで、今回は寝技には付き合わず、打撃で倒すことを狙っている。
前進しながら組みと打撃をつなげるカリベクに対し、三宅が距離を管理して迎え撃つことができるか。
組み、スクランブル、打撃のどの局面でも高い水準の攻防が予想される。
勝者が次期挑戦者に決まる試合ではないが、フェザー級王座戦線で存在感を高めるための重要な一戦となる。
全対戦カード バンタム級1位の髙城光弘に佐藤ゆうじが挑む
メイン、コーメイン以外では、バンタム級1位の髙城光弘と同級7位の佐藤ゆうじによるランキング戦が注目される。
佐藤はこれまでの5勝をすべて異なるサブミッションで挙げている。
バンタム級トップランカーの髙城からも一本を奪えば、一気に王座挑戦候補へ浮上する。
一方の髙城にとっては、ランキング1位の座を守り、タイトル戦線にとどまるために落とせない試合となる。
第5試合では、20戦の経験を持つ前田浩平と、21歳の小原統哉が対戦。
第4試合では、10勝のうち5勝を一本で挙げている藤村健悟と、身長187センチの佐藤力斗が対戦する。
両者とも今回がパンクラス初参戦となる。
PANCRASE 364 全対戦カード
メインイベント・第8試合 ストロー級次期挑戦者決定戦 5分3ラウンド佐々木瞬真(THE BLACKBELT JAPAN/1位)vs船田電池(和術慧舟會HEARTS/2位、2024年NBT同級優勝)
コーメインイベント・第7試合 フェザー級 5分3ラウンドカリベク・アルジクル ウール(Olymp Gym Bishkek/1位)vs三宅輝砂(ZOOMER/7位、第11代フェザー級キング・オブ・パンクラシスト、2021年NBT同級優勝)
第6試合 バンタム級 5分3ラウンド髙城光弘(リバーサルジム横浜グランドスラム/1位)vs佐藤ゆうじ(ボンサイ柔術/7位)
第5試合 バンタム級 5分3ラウンド前田浩平(GRABAKA/10位、2018年IMMAFオセアニア選手権優勝)vs小原統哉(THE BLACKBELT JAPAN)
第4試合 ライト級 5分3ラウンド藤村健悟(和術慧舟會TLIVE)vs佐藤力斗(Power of Dream Sapporo)
プレリミナリー
第3試合 フェザー級 5分3ラウンド小野瑛大(和術慧舟會AKZA)vs山田浩平(ハイブリッドレスリング八戸)
第2試合 フライ級 5分3ラウンド米泉乾太(Right Thing Academy)vs細川勇哉(DIARIO)
第1試合 ストロー級 5分3ラウンド山口秀斗(リバーサルジム新宿Me,We)vs猿魔(パラエストラ大阪)
若いトップランカー同士によるストロー級次期挑戦者決定戦、フェザー級の王座戦線を占う実力者対決、そして極めの強さを誇る佐藤が1位の髙城に挑むバンタム級戦。
王座戦こそ組まれていないものの、複数階級の今後を大きく動かすカードがそろった大会となっている。



