RIZIN LANDMARK 15 in HIROSHIMA 第1~第8試合結果 大島沙緒里が膝十字、ジョニー・ケースは初回KO

2026年7月18日、広島グリーンアリーナで「abc presents RIZIN LANDMARK 15 in HIROSHIMA」が開催された。
本戦第1試合から第8試合までの結果を紹介する。
第4試合では鈴木博昭がダウンを奪われながら逆転KO勝利。
女子スーパーアトム級ではパク・シウと大島沙緒里が勝利し、ジョニー・ケースは天弥を第1ラウンドで仕留めた。
第1試合 芝宏二郎が遥心に判定勝利
RIZINキックボクシングルール:3分3R(54.5kg)
WINNER:芝宏二郎判定3-0(29-26、29-26、30-25)遥心
広島出身同士によるキックボクシングマッチは、芝宏二郎が判定3-0で制した。
前日計量では遥心が規定体重を1.6kg超過したため、レッドカードによる減点2から試合開始。
芝が勝利した場合のみ結果が公式記録となり、遥心の勝利または引き分けの場合はノーコンテストとなる条件で実施された。
第1ラウンドは両者が蹴りで距離を探る中、芝が素早い出入りから左ストレートを当てる。
第2ラウンド以降は芝がカーフキックとパンチの連係で手数を増やし、試合の主導権を握った。
最終ラウンドには近距離での打ち合いも見られたが、最後までダウンはなく試合終了。
体重超過による減点を含め、芝が判定3-0でRIZIN初出場を白星で飾った。
第2試合 緊急参戦の火の鳥が3ラウンドTKO勝利
RIZIN MMAルール:5分3R(57.0kg)
WINNER:火の鳥3R 4分25秒 TKO(パウンド)イ・ジェフン(Jae-hun Lee)
篠塚辰樹の欠場を受けて緊急参戦した火の鳥が、イ・ジェフンを第3ラウンドで仕留めた。
第1ラウンド、イ・ジェフンがスイッチしながら左右のフックを当てたのに対し、火の鳥はタックルからテイクダウン。
バックやサイドバックを奪い、グラウンドで攻撃を重ねた。
第2ラウンドも火の鳥は開始直後から組みを選択。
立ち上がられても再び相手を倒し、バックからのパウンドで主導権を渡さない。
第3ラウンドにはイ・ジェフンが打撃や三角絞めで反撃したが、火の鳥は絞めを外してバックを奪取。
残り時間が少なくなる中でパンチを連打し、レフェリーストップを呼び込んだ。
火の鳥はRIZINで2連勝となった。
試合後のインタビューで目を痛めた事を告白、打撃から組みからの攻撃へ切り替えたようだ。
第3試合 林RICE陽太が佐々木信治を顔面への膝蹴りでTKO
RIZIN MMAルール:5分3R(77.0kg)
WINNER:林RICE陽太3R 2分17秒 TKO(グラウンド状態での顔面への膝蹴り)佐々木信治
地元広島で現役復帰した佐々木信治と、GRACHANで2階級を制した林RICE陽太が対戦した。
林は序盤から左右のパンチを強振して前進。
佐々木はグラウンドへ引き込み、ラバーガードから攻撃を狙った。
第2ラウンドは林がボディストレートやフックを振るい、佐々木も圧力をかけて応戦したが、右側頭部付近から出血する。
第3ラウンド、林のパンチを受けた佐々木が片膝をマットにつくと、林は飛び膝からトップポジションを奪取。
佐々木は下からバギーチョークを仕掛けたものの、林がこれを外し、グラウンド状態の佐々木の顔面へ強烈な膝蹴りを打ち込んだ。
佐々木が意識を失ったため、レフェリーが試合をストップ。
林が地元選手との一戦をTKOで制した。
第4試合 鈴木博昭がダウンから逆転KO
RIZIN MMAルール:5分3R(66.0kg)
WINNER:鈴木博昭2R 3分29秒 KO宮川日向
鈴木博昭と宮川日向によるストライカー対決は、鈴木がダウンを奪われながら逆転KO勝利を収めた。
第1ラウンドは、身長で上回る宮川が右ストレートを振るいながら前進。
偶発的なバッティングで鈴木が倒れた場面では、宮川がパウンドをまとめた。
鈴木も立ち上がると、ケージ際で膝蹴りを返し、ローキックを当てながら距離を整えた。
第2ラウンド、鈴木はローキックと前進で圧力を強めたが、宮川のストレートを受けてダウン。
それでもすぐにタックルへ入り、宮川をケージへ押し込む。
ここから鈴木が肘を連打して宮川を倒し、肘、鉄槌、膝蹴りを集中。
劣勢を一気に覆し、第2ラウンド3分29秒で試合を終わらせた。
宮川は試合後のインタビューで右を当てたと回顧、手応えがあった分悔いが残ったとも発言した。
第5試合 昇侍が梅野源治をグラウンドで支配
RIZIN MMAルール:5分3R(64.0kg)
WINNER:昇侍判定3-0(30-27、30-27、30-27)梅野源治
43歳の昇侍が、ムエタイをバックボーンとする梅野源治を判定3-0で下し、約1年8カ月ぶりの復帰戦を勝利で飾った。
第1ラウンドは梅野がローキック、パンチ、肘、首相撲で前進したが、昇侍がダブルレッグでテイクダウン。
トップから鉄槌とパウンドを落とし、終盤にはアームロックも狙った。
第2ラウンドも昇侍がテイクダウンを決め、トップポジションを維持。
両脚で梅野の首を挟む、いわゆる「洗濯ばさみ」を仕掛け、さらに腕十字や三角絞めへつないだ。
梅野もスクランブルから上を取り返したが、昇侍の攻撃を完全には止められない。
第3ラウンドは梅野が打撃で攻勢に出て昇侍の右目尻をカットしたものの、終盤に昇侍がマウントを奪取。
パウンドと肩固めで追い込み、全ジャッジが30-27をつける完勝となった。
第6試合 パク・シウが須田萌里の寝技を封じて判定勝利
RIZIN MMAルール:5分3R(49.0kg)
WINNER:パク・シウ(Si-woo Park)判定3-0(29-27、29-26、29-26)須田萌里
女子スーパーアトム級の王座戦線を占う一戦で、パク・シウが須田萌里を判定3-0で下した。
第1ラウンド、須田はタックルからパクを持ち上げてテイクダウンしたが、パクはすぐに立ち上がる。
その後も須田の組みに対応し、右ストレートから左フックを返してダウンを奪った。
須田も足関節技を狙ったが、決定機にはつながらなかった。
第2ラウンドも須田はテイクダウンに成功したものの、パクが展開を作らせずに離れる。
パクはローキックや前蹴り、踏みつけで攻撃したが、指が須田の目に入るアイポークによりイエローカードを受け、減点1となった。
最終ラウンドもパクは須田のタックルを切り続け、離れ際に打撃を返す。
減点がありながらも3者ともパクを支持し、女子スーパーアトム級の王座戦線で前進する勝利を手にした。
第7試合 大島沙緒里が100秒で雪辱、膝十字で一本勝ち
RIZIN MMAルール:5分3R(49.0kg)
WINNER:大島沙緒里1R 1分40秒 一本(膝十字)イ・イェジ(Ye-ji Lee)
大島沙緒里がイ・イェジとの再戦をわずか100秒で制し、過去の敗戦を払拭した。
第1ラウンド、組みの展開から大島が内股で投げる。
イ・イェジはすぐに立ち上がってバックを奪い、大島をグラウンドへ倒した。
しかし、下になった大島は潜り込むように前転し、イ・イェジの右脚を捕まえる。
そのまま膝十字へ移行し、膝を伸ばすとイ・イェジがタップした。
大島は前回の対戦で判定負けを喫した相手から一本勝ち。
短時間で明確な結果を残し、女子スーパーアトム級の王座戦線で存在感を示した。
第8試合 ジョニー・ケースが天弥を第1ラウンドでKO
RIZIN MMAルール:5分3R(71.0kg)
WINNER:ジョニー・ケース(Johnny Case)1R 3分14秒 KO天弥
ジョニー・ケースが右アッパーを起点に天弥を倒し、第1ラウンドで勝利した。
試合開始後、天弥がジャブで前へ出ると、ケースは左フックをカウンターで合わせる。
天弥もローキックやストレートを返し、ケースのジャブを受けながらも圧力を弱めなかった。
しかし、ケースが強烈な右アッパーを突き上げ、続けて左フックを当てると天弥がダウン。
ケースはすぐに追撃へ入り、パウンドを連打して試合を終わらせた。
過去2戦で連続して計量を超過していたケースだが、今回は規定体重をクリアした上で明確なフィニッシュ勝利。
RIZINライト級戦線で存在感を示した。
第1~第8試合の結果一覧
- 第1試合:芝宏二郎 def. 遥心/判定3-0
- 第2試合:火の鳥 def. イ・ジェフン/3R 4分25秒 TKO
- 第3試合:林RICE陽太 def. 佐々木信治/3R 2分17秒 TKO
- 第4試合:鈴木博昭 def. 宮川日向/2R 3分29秒 KO
- 第5試合:昇侍 def. 梅野源治/判定3-0
- 第6試合:パク・シウ def. 須田萌里/判定3-0
- 第7試合:大島沙緒里 def. イ・イェジ/1R 1分40秒 一本
- 第8試合:ジョニー・ケース def. 天弥/1R 3分14秒 KO


