マカチェフがイアン・ギャリーを最有力挑戦者に指名 8月の王座防衛を希望

UFCウェルター級王者イスラム・マカチェフが、次の挑戦者候補としてイアン・マシャド・ギャリーの名前を挙げた。
マカチェフはUEFAチャンピオンズリーグ決勝が行われたハンガリー・ブダペストでのインタビューで、ブダペストを離れた後そのままトレーニングキャンプに入る意向を示し、2026年8月には試合ができる状態になるとの見通しを語った。
複数の候補がいるとしながらも、対戦候補の中ではイアン・マシャド・ギャリーが一番手だと語った。
自身の対戦候補の中で、ギャリーを一番手と考えていることを明かした形だ。
二階級制覇を達成したマカチェフ
マカチェフは2025年11月のUFC 322で、当時のウェルター級王者ジャック・デラ・マダレナに50-45の三者一致で判定勝利。
ライト級王座を返上した後、ウェルター級王座も獲得し、UFC二階級制覇を達成した。
ライト級では長期間にわたって頂点に立ち、組み技だけでなく打撃面でも進化を見せてきた。
階級を上げたウェルター級でもその強さを証明し、現在は新たな挑戦者を迎える立場となっている。
次戦がウェルター級王座戦として組まれれば、マカチェフにとって初防衛戦となる。
ギャリーはウェルター級ランキング1位
ギャリーは現在、UFCウェルター級ランキング1位に位置している。
UFCでは11戦して10勝1敗、元王者ベラル・ムハメドにも判定勝利している。
デビュー当初から期待されてきたストライカーが、タイトル挑戦が現実味を帯びる位置まで上り詰めた。
190センチ前後の長身と多彩な蹴りを生かした距離管理に優れ、相手を簡単に懐へ入れさせないのがギャリーの特徴だ。
カウンターや蹴りを使いながら、無理にフィニッシュを狙わずラウンドを確実に取る戦いにも長けている。
一方のマカチェフは、組みの圧力とポジションコントロールで相手の強みを消すことができる。
ギャリーが長い距離を維持できるのか、それともマカチェフがケージへ追い込み、テイクダウンへつなげるのか。
両者が対戦すれば、ウェルター級でも屈指の技術戦が期待できる。
まだ正式決定ではない
マカチェフ本人がギャリーを一番手の候補に挙げたことで、次期挑戦者を巡る議論の中でギャリーの存在感はさらに高まった。
ただし、現時点でUFCから対戦カードや開催大会は正式発表されていない。
マカチェフが話した8月という時期も、決定事項ではなく本人が希望する復帰時期だ。
ウェルター級にはギャリー以外にも、カルロス・プラテスやマイケル・モラレスなど勢いのある選手が控えている。
ライト級王者イリア・トプリアとのスーパーファイトも以前から話題になっているが、トプリアは6月14日にジャスティン・ゲイジーとのライト級王座統一戦を控えており、その結果次第でもある。
UFCがどのカードを優先するかはまだ分からない。
それでも、王者本人がランキング1位のギャリーを最有力候補として認めた意味は大きい。
マカチェフがウェルター級で最初に迎える挑戦者はギャリーになるのか。
マカチェフが希望する8月の復帰と、初防衛戦の相手を巡る今後の正式発表が待たれる。
