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ラジャボフがフェザー級暫定王者に、神谷大智はライト級王座挑戦権を獲得

EasyFight運営
ラジャボフがフェザー級暫定王者に、神谷大智はライト級王座挑戦権を獲得

6月28日、東京・ニューピアホールで開催された「PANCRASE 363」は、今後の王座戦線を大きく動かす大会となった。

メインイベントでは、オタベク・ラジャボフ木下尚祐を3ラウンド三角絞めでフィニッシュ。
フェザー級暫定王者の座をつかんだ。

コーメインイベントでは、神谷大智粕谷優介を2ラウンドTKOで下し、ライト級王者ラファエル・バルボーザへの挑戦権を獲得した。

一つの大会で、フェザー級では暫定王者が誕生し、ライト級では次期挑戦者が決まった。
PANCRASE 363は、パンクラスのフェザー級・ライト級戦線にとって大きな分岐点になったと言っていい。

メインイベント ラジャボフ、三角絞めで暫定王座をつかむ

フェザー級暫定王者決定戦として行われたメインイベントでは、オタベク・ラジャボフと木下尚祐が対戦した。

正規王者・栁川唯人がROAD TO UFCに参戦していることに伴い、組まれた暫定王座戦。
ラジャボフはパンクラス参戦後、強烈なフィニッシュ力を見せてきた無敗のランカー。
木下もパンクラスで勝利を重ね、王座戦線の最前線までたどり着いた実力者だった。

試合の主導権を握ったのは、ラジャボフの組みとコントロール力だった。
木下も簡単には崩れず、グラウンドの攻防で上を取り返す場面を作る。
しかし、最後の局面で勝負を決めたのはラジャボフの極めだった。

3ラウンド、木下が反転して体勢を変えようとしたところで、ラジャボフは下から三角絞めを合わせた。
木下は耐えようとしたが、最後は意識が落ち、レフェリーが試合を止めた。

結果は、3ラウンド2分45秒、三角絞めによる一本勝ち。

ラジャボフはフェザー級暫定王者となり、試合後には正規王者・栁川唯人がケージインし、統一戦へ向けた構図が明確になった。
パンクラスのフェザー級は、ここから暫定王者ラジャボフと正規王者・栁川という構図に入っていく。

コーメインイベント 神谷大智、劣勢を跳ね返すTKO勝利

コーメインイベントでは、ライト級次期挑戦者決定戦として粕谷優介と神谷大智が対戦した。

粕谷はUFCでも戦った経験を持つベテランで、パンクラスのライト級戦線でも長く存在感を示してきた選手。
対する神谷は、勢いを持って上位戦線に食い込んできた存在だった。

1ラウンドは、粕谷が三日月蹴りで神谷のボディにダメージを与える場面があり、神谷にとって苦しい立ち上がりとなった。
それでも神谷は崩れなかった。
打撃で押し切られるのではなく、組みとグラウンドの展開へ持ち込み、試合の流れを少しずつ引き戻していく。

勝負が動いたのは2ラウンドだった。

神谷はグラウンドで上を取り、マウントに移行してヒジを連打。
粕谷の動きが止まったところで、レフェリーが試合を止めた。

結果は、2ラウンド3分39秒、神谷大智のTKO勝ち。

この勝利により、神谷はライト級王者ラファエル・バルボーザへの挑戦権を手にした。
UFC経験もある粕谷を止めた意味は大きく、王座挑戦へ向けて説得力のある勝利になった。

フェザー級とライト級、二つの王座戦線が動いた

PANCRASE 363のメインとコーメインは、どちらもただの上位対決ではなかった。

メインでは、ラジャボフが暫定王者としてフェザー級の頂点に立った。
これにより、正規王者・栁川唯人との統一戦という大きなテーマが生まれた。

コーメインでは、神谷が粕谷を止めてライト級王座挑戦権を獲得した。
次に見据える相手は、王者バルボーザだ。

フェザー級では王座統一戦へ。
ライト級では新たな挑戦者が王者に向かう。

PANCRASE 363は、パンクラスの今後を語るうえで重要な大会になった。

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