皇治と平本蓮、RIZIN.53目前でX舌戦が激化 5月4日に挑発と反論が集中

2026年5月10日、兵庫・GLION ARENA KOBEで開催されるRIZIN.53で、平本蓮と皇治が対戦する。
この一戦は第10試合に組まれ、RIZINスタンディングバウト特別ルール、3分3R、無差別級、10オンスグローブ着用で行われる。
大会のメインにはイルホム・ノジモフ vs ルイス・グスタボのライト級タイトルマッチが控えているが、その直前に置かれた平本蓮 vs 皇治も、大会屈指の注目カードとなっている。
その注目度をさらに高めているのが、両者のX上での激しいやり取りだ。
対戦発表後、皇治と平本は互いの投稿を引用する形で挑発と反論を繰り返してきた。
特に5月4日には、朝倉未来の投稿をきっかけに一気に応酬が過熱。
過去の敗戦、薬物検査をめぐる話題、体重、過去の騒動、会見での態度まで飛び出し、試合前の空気は一気に緊張感を帯びた。
対戦発表から因縁が本格化
発端となったのは、4月21日の対戦発表だった。
皇治は自身のXで、RIZIN.53神戸大会への出場と、対戦相手が平本蓮であることを投稿した。
平本は以前から皇治の名前を出す投稿をしていたが、正式に対戦が決まったことで、単なるSNS上の挑発ではなく、試合に直結する前哨戦になった。
今回のルールはMMAではなく、スタンディングバウト特別ルール。
平本にとっては、長期離脱を経て迎える復帰戦で、どのような打撃を見せるのかが問われる。
皇治にとっても、平本を相手に打撃戦でどこまで勝負できるのかを示す大きな一戦になる。
5月4日、朝倉未来の投稿をきっかけに応酬が過熱
大きく動いたのは5月4日だった。
皇治は、朝倉未来の投稿を引用する形で平本を挑発。
過去の敗戦や倒された場面を引き合いに出し、平本に対して強い言葉を投げかけた。
これに対し、平本もすぐに反応した。
平本は、皇治が「倒れないこと」を自分の売りにしていないとしながらも、結局そこに意識が出ていると指摘。
さらに、今回の試合で自分が終わらせるという趣旨の言葉で返した。
ここから両者のやり取りはさらに激しくなる。
皇治は、倒れないことは最低限であり、勝たなければ意味がないと主張。
そのうえで、平本に対して薬物検査をめぐる話題や体重の話題を持ち出し、正々堂々と戦うべきだと挑発した。
平本はこれに対し、RIZINの検査結果で陰性だったことを強調し、それ以上この話題を蒸し返すことはRIZINに対しても失礼だと反論。
さらに、皇治の立場や扱われ方にも踏み込み、かなり強い言葉で切り返した。
この時点で、やり取りは単なる試合前の煽りを超え、互いの過去やイメージを削り合う内容になっていた。
皇治は会見での態度を指摘、平本は過去の騒動で反撃
その後も、皇治は平本の投稿を引用し、薬物検査をめぐる話題をさらに持ち出した。
加えて、SNS上では強く出る一方で、会見では同じことを言わないのではないかという趣旨で挑発した。
一方の平本も引かなかった。
平本は、皇治の過去の騒動を持ち出し、格闘家としての振る舞いを批判。
さらに、次に会う時はリング上で決着をつけるという趣旨の言葉で、試合への敵意をあらわにした。
この一連の応酬で見えたのは、両者の対立軸がかなりはっきりしていることだ。
皇治は、平本に対して過去の敗戦、薬物検査をめぐる話題、体重管理を突く。
平本は、皇治に対して過去の騒動、競技者としての説得力、今回の試合に至る立場を突く。
互いに相手の痛いところを狙い、試合前から心理戦を仕掛け合っている。
単なる口喧嘩では終われない一戦に
皇治と平本のやり取りは、言葉だけを見ればかなり過激だ。
しかし、RIZIN.53の文脈で見ると、この舌戦は試合の見方を大きく変えている。
平本にとっては、長期離脱を経て迎える復帰戦。
皇治にとっては、スタンディングバウト特別ルールで平本と向き合う大きな勝負。
そして何より、両者はすでにSNS上で退けないところまで言葉を重ねている。
ここまで互いに言い合った以上、試合当日に中途半端な内容では終われない。
平本は倒して勝つことを求められ、皇治は倒れないだけでなく、勝負として成立させることを求められる。
RIZIN.53屈指の「感情戦」へ
RIZIN.53には、ノジモフ vs グスタボのライト級タイトルマッチをはじめ、競技性の高いカードが並んでいる。
その中で、平本蓮 vs 皇治は少し異なる熱を持つカードだ。
技術論だけでは語りきれない。
因縁、挑発、過去の発言、SNSでの応酬。
そうした感情の積み重ねが、そのまま試合の見どころになっている。
5月4日のX上でのやり取りによって、この一戦はさらに注目度を増した。
平本が宣言通り、皇治を打撃で圧倒するのか。
皇治が持ち前の粘りと勝負強さで、平本の復帰戦に待ったをかけるのか。
試合前からここまで火花を散らした以上、RIZIN.53神戸大会で最も感情がぶつかる一戦になる可能性は高い。
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