公式公称値で見るUFC最大の登竜門 LFAが350人超、Ring of CombatとCage Warriorsが続く

世界最高峰のMMA団体であるUFCには、各国の地域団体で実績を積んだ選手が集まってくる。
こうしたUFCへの供給源となる団体は「フィーダー・プロモーション」や「フィーダー・リーグ」と呼ばれる。
主要団体の公式公称値を調べると、今回確認できた中ではLFA(Legacy Fighting Alliance)が最大規模だった。
ただし、各団体で集計方法は異なる。
UFCと直接契約した選手だけを数えているとは限らないため、厳密な同条件ランキングではない。
公式公称値ではLFAが最多
団体 | 公称人数 | 集計内容 |
|---|---|---|
LFA | 350人以上 | 前身のRFA、Legacy FCを含む系統からUFCへ進んだ選手 |
Ring of Combat | 166人 | 同団体の出場経験後にUFCへ進んだ選手 |
Cage Warriors | 約150人 | UFC本契約、DWCS、Road to UFC、TUFへの出場者を含む |
公称人数ではLFAの350人以上が最多となる。
Ring of CombatとCage Warriorsも、長年にわたり多数の選手をUFCにつなげてきた。
LFAは前身団体を含めて350人以上
LFAは2017年、RFA(Resurrection Fighting Alliance)とLegacy FCの合併によって誕生した。
LFAは2026年6月の公式記事で、350人を超える選手が同団体の舞台からUFCへ進んだと説明している。
[^1]
この数字は、LFAからUFCと直接契約した選手だけを示すものではない。
前身団体のRFAとLegacy FCを含む系統全体の公称値であり、詳細な対象者名簿や集計規則は公開されていない。
出場経験者には、カマル・ウスマン(Kamaru Usman)やアレックス・ペレイラ(Alex Pereira)らがいる。
LFAはペレイラを公式表彰で卒業選手として扱っている。
[^2]
Ring of Combatは166人
米国東海岸を拠点とするRing of Combatも、UFCへの有力な登竜門だ。
運営者ルー・ネグリア(Lou Neglia)の公式サイトでは、同団体の卒業選手166人がUFCへ進み、6人が世界王者になったと公表している。
[^3]
UFC契約前の最後の所属団体に限定した数字ではなく、Ring of Combatへの出場経験後にUFCへ到達した選手を広く数えた公称値とみられる。
Cage Warriorsは約150人をUFCの舞台へ
イギリスを拠点とするCage Warriorsは、欧州を代表するフィーダー団体の一つだ。
2025年8月の公式記事では、約150人を「UFCのエコシステム」へ送り出したと説明している。
[^4]
この人数にはUFCとの本契約だけでなく、Dana White’s Contender Series(DWCS)、Road to UFC、The Ultimate Fighter(TUF)への出場者も含まれる。
そのため、「約150人がUFCと契約した」とするのは正確ではない。
主な出場経験者には、コナー・マクレガー(Conor McGregor)、マイケル・ビスピン(Michael Bisping)、トム・アスピナル(Tom Aspinall)、イアン・マシャド・ギャリー(Ian Machado Garry)、パディ・ピンブレット(Paddy Pimblett)らがいる。
CFFCやFury FC、Invicta FCも有力
米国ではCFFC(Cage Fury Fighting Championships)やFury FCも、多くの選手をUFCへ送り出している。
CFFCの出場経験者には、アルジャメイン・スターリング(Aljamain Sterling)、ポール・フェルダー(Paul Felder)、ジム・ミラー(Jim Miller)らがいる。
[^5]
Fury FCも公式サイトにUFCへ進んだ選手の一覧を掲載しており、アレックス・モロノ(Alex Morono)、ジョシュア・ヴァン(Joshua Van)、ナジム・サディコフ(Nazim Sadykhov)、ディエゴ・ロペス(Diego Lopes)らを紹介している。
[^6]
女子MMAではInvicta FCが重要な育成団体となってきた。
アマンダ・ヌネス(Amanda Nunes)、ローズ・ナマユナス(Rose Namajunas)、クリスチャン・サイボーグ(Cris Cyborg)らが出場経験を持つ。
[^7]
ただし、今回確認した公式ページでは、これらの団体についてLFAなどと同じ形で比較できる累計人数は確認できなかった。
厳密な同条件ランキングではない
今回確認できた公式公称値では、LFAが350人以上で最多となり、Ring of Combatの166人、Cage Warriorsの約150人が続く。
一方で、LFAは前身団体を含み、Cage WarriorsはDWCSやRoad to UFC、TUFへの出場者も集計している。
各団体の基準が異なる以上、数字だけで厳密な順位を決めることはできない。
現時点では、
今回確認できた公式公称値ではLFAが最大規模、ただし、集計基準が異なるため厳密な同条件ランキングではない
と読むのが適切だ。
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[^1]: LFA公式「LFA 235 Live Results」
[^2]: LFA公式「LFA Fans’ Choice Awards 2022 Winners」
[^3]: Lou Neglia公式「ROC 2025 Exciting News & $10K Tournament」
[^4]: Cage Warriors公式「Nathen Fletcher: Fighting in the Furnace」
[^5]: CFFC公式「Feel the Fury」


