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トプリアとゲイジーが激しい舌戦 UFC Freedom 250記者会見で交わされた言葉

EasyFight運営
トプリアとゲイジーが激しい舌戦 UFC Freedom 250記者会見で交わされた言葉

現地時間2026年6月12日、ワシントンD.C.のリンカーン記念堂前で、UFC Freedom 250の記者会見が行われた。
雷雨の影響で開始は一時延期されたが、その後、記念堂の階段前で実施された。

ホワイトハウス南庭で開催される歴史的な大会を前に、イリア・トプリアジャスティン・ゲイジーによるライト級王座統一戦、アレックス・ペレイラシリル・ガーヌによるヘビー級暫定王座決定戦など、主要カードの出場選手が集結した。

会見では王座戦を巡る緊張感のある舌戦だけでなく、ショーン・オマリーエイマン・ザハビのアメリカ人対カナダ人の対決、デリック・ルイスジョシュ・ホキットの異色のやり取りなど、さまざまな場面が生まれた。

トプリアが予告した「1ラウンドKO」

会見本編で緊張感が高まったのは、ライト級王者トプリアと暫定王者ゲイジーのやり取りだった。

ゲイジーが試合前から「トプリアの顔を変える」と発言していたことについて質問されると、トプリアは淡々と答えた。

やってみればいい。
自分が世界最高だと分かっている。
あと2日で同じオクタゴンに入る。
俺が間違っていると思うなら、証明してみろ。

さらにトプリアは、ゲイジーを1ラウンドでKOすると宣言。
パウンド・フォー・パウンドランキングで2位と紹介された際にも、「俺を2位と呼ぶな、自分では1位だと思っている。」と強い自信を示した。

これに対してゲイジーは、トプリアが世界最高峰の選手であることを認めながらも、自身が積み重ねてきた経験を強調した。

彼が世界最高の一人であることは間違いない。
ただ、俺は最高の選手たちと戦い、ケージで多くの経験を積んできた。
その経験を生かし、完璧に戦う。
自分の力を信じ、すべてを懸ける。

トプリアがマックス・ホロウェイを初めてKOした実績を挙げ、「ゲイジーにも同じことができない理由はない。」と語ると、ゲイジーは即座に否定。
両者は試合の戦略やコーチの実績を巡っても言い合いとなった。

最後にゲイジーは、試合が個人的な争いになっているのかと聞かれ、試合が持つ危険性と、ファイターが背負う覚悟を語った。

戦いは当然、個人的なものだ。
俺たちは互いを傷つけるために戦う。
ケージに入ることの重大さや、その結果を理解できるのはファイターだけだ。

ペレイラとガーヌは互いに敬意

激しい言葉が飛び交ったライト級王座戦とは対照的に、ペレイラとガーヌの間には敬意が感じられた。

ペレイラは勝てば、暫定王座を含めてUFC史上初となる3階級での王座獲得を達成する。
ファイトウィーク中は記録の大きさをあまり意識していない様子を見せていた。

しかし、リンカーン記念堂を前にした会見では、「一生に一度の特別な出来事だと感じている、日曜日には世界中で見ている人たちにショーを届けたい。」と語った。

ガーヌについても、運動能力が高く、相手を尊重する選手だと評価。
そのうえで、自身が進化した姿を見せると宣言した。

ガーヌもペレイラを「偉大な王者であり、人間としても素晴らしい。」と評した。

ヘビー級仕様となったペレイラのミット打ちやスパーリング映像を見て恐怖を感じたかと聞かれると、
「まったくない、これまでも危険な選手たちと戦ってきた、ファイターなら恐れてはいられない。」と答えている。

オマリーとザハビは米国対カナダを強調

ショーン・オマリーとカナダ出身のエイマン・ザハビの試合では、ホワイトハウスという舞台と、米国対カナダの構図を意識したやり取りが続いた。

観客から大歓声を受けたオマリーは、「ホワイトハウスでカナダ人と戦う、彼の意識を飛ばさなければならない。」とKOを予告した。

ザハビが前へ出てプレッシャーをかけ、ローキックやテイクダウンを狙ってくると分析。
一方で、前へ出れば出るほど、カウンターで倒される危険が高まると警告した。

ザハビは、オマリーをフィニッシュすればタイトル挑戦者候補の最上位へ進めると主張。
記者から「GSPの王座獲得以来、カナダMMA最大の勝利になるか」と問われると、その見方にも同意した。

オマリーの過去の試合を研究したというザハビは、テイクダウンディフェンスにも疑問を投げかけた。
両者はザハビのひげを巡っても挑発し合い、シリアスさと軽妙さが入り交じる展開となった。

ルイスとホキットが会見を混乱させる

会見で予測不能な空気を生み出したのは、デリック・ルイスとジョシュ・ホキットだった。

ルイスはホキットについて「誰もこいつのことを好きではない」と話し、1ラウンドKOを予告した。

これに対してホキットは、以前の会見で見せた攻撃的な別人格を『インクレディブル・ホック』と表現した。
これは自身の姓Hokitと超人ハルクを掛けた呼称で、今回は普通の自分として振る舞おうとしていると説明し、前回の言動について謝罪した。

しかし、その後もトプリアやペレイラに対する発言を繰り返した。
度重なる割り込みにトプリアが苛立ち、「黙れ」「マイクを切れ」と声を上げる場面もあった。

一方でホキットは、服役経験を経て人生を立て直し、ホワイトハウスで戦うまでになったルイスを「忍耐と再起を体現している」と称賛した。
それでも脈絡のつかみにくい発言や他の選手への割り込みは続き、ダナ・ホワイトを含めた登壇者を困惑させた。

チャンドラー「最高の自分を見せる」

マウリシオ・ルフィと対戦するマイケル・チャンドラーは、今回の試合は誰かに実力を証明するためではなく、自分自身のための戦いだと語った。

UFCに来たときは、ファンやUFC、世界に自分を証明しようとしていた。
だが今回は自分のために戦う。

ホワイトハウス南庭で最高の自分を見せ、トップ10とタイトル戦線への復帰を目指すと宣言。
ルフィを尊重しながらも、「彼は俺のような男と戦ったことがない。」と言い切った。

ルフィはチャンドラーの何が怖いかと質問されたが、「怖いものは思い浮かばない。
それより、この素晴らしい機会を得られたことを考えている」と回答。
これまでと同じように観客を楽しませ、フィニッシュを狙うと話した。

悪天候でも大会は開催

ダナ・ホワイトは、前夜の雨や大会当日の天候について聞かれると、開催を改めて断言した。

雨でも雪でも関係ない。
日曜日にはホワイトハウスの芝生で試合をする。
何があってもだ。

配信先を巡る質問には、全試合がParamount+で配信されると説明した。

また、スポンサーの追加出資によって大会ボーナスが増額されることも発表された。
World Liberty Financialが25万ドルを追加し、ファイト・オブ・ザ・ナイト受賞者2人にはそれぞれ40万ドル、パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト受賞者2人にはそれぞれ42万5000ドルが贈られる。

歴史的な会場と豪華なカードに注目が集まるなか、記者会見では王座を巡る自信、国を背負う意識、相手への敬意、そして予測不能な挑発が入り交じった。

フェイスオフで衝突

会見終了後のフェイスオフでも、両者の緊張は収まらなかった。

トプリアは向かい合ったゲイジーを両手で突き飛ばし、ダナ・ホワイトがすぐに間へ入った。
その後は再び接近させず、距離を取った状態で撮影が行われた。

言葉による応酬は、最後に身体的な衝突へ発展した。
互いのスタイルと覚悟が正面からぶつかるライト級王座統一戦を巡る緊張感は、試合直前に一段と高まっている。

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