アルマン・ツァルキャン
ライト級Arman Tsarukyan

アルマン・ツァルキャンは、UFCライト級のトップ戦線に位置する実力者である。 レスリングを軸にしながら、強いフィジカル、打撃の圧力、トップコントロールを高いレベルで組み合わせる総合型のファイターだ。 身長は170cmとライト級では大柄ではないが、リーチは長く、距離を詰めてからの組み、スクランブル、パウンドまでの流れに強さがある。 UFCデビュー戦では、当時から高く評価されていたイスラム・マハチェフと対戦。 判定負けに終わったものの、強豪相手に組みの攻防で食い下がり、一気に注目を集めた。 その後はオリビエ・オーバン=メルシエ、ダヴィ・ハモス、ジョエル・アルバレス、ダミル・イスマグロフらに勝利し、ライト級で着実に評価を高めていった。 大きな転機となったのは、2023年のベニール・ダリウシュ戦だった。 ライト級上位の実力者を相手に、開始早々のヒザ蹴りからパウンドにつなげ、わずか64秒でKO勝利。 さらにUFC 300では元王者チャールズ・オリベイラと対戦し、極めの危ない場面をしのぎながらスプリット判定で勝利した。 これにより、ツァルキャンはタイトル挑戦に最も近い選手の一人として見られるようになった。 ツァルキャンの魅力は、攻守の切り替えの速さにある。 打撃で前に出ながら、相手が意識を上げた瞬間にタックルへ入り、倒した後は重いトップキープとパウンドで削る。 レスリングだけに頼るのではなく、打撃でも相手にプレッシャーを与えられるため、対戦相手にとっては非常に対応しづらい。 一方で、ライト級の頂点に立つには、タイトル戦級の大舞台でどこまで安定して力を出せるかが問われる。 マハチェフ戦、オリベイラ戦、フッカー戦を通じて、彼は世界トップクラスと戦える力を証明してきた。 アルマン・ツァルキャンは、UFCライト級の中でも完成度と伸びしろを兼ね備えた、次期王者候補の一人である。
戦績分析
MMA戦績:23勝3敗0分
ファイト傾向
戦績データから見える勝ち筋・注意点
FINISH IMPACT
勝利の決着傾向
65%
フィニッシュ率
39%
KO率
9勝
26%
一本率
6勝
35%
判定率
8勝
勝率
23/26
フィニッシュ率
15/23
KO率
9/23
一本率
6/23
負け方
直近5試合
左から新しい順
ダン・フッカー
2025-11-22
チャールズ・オリベイラ
2024-04-13
ベニール・ダリウシュ
2023-12-02
ジョアキム・シウバ
2023-06-17
ダミル・イスマグロフ
2022-12-17
ラウンド別勝敗
どのラウンドで試合が決まったか
決着時間帯
各ラウンドを0:00-2:30 / 2:31-5:00で分類
決着方法
何で勝ち、何で負けたか
分類の目安
- 蹴り/ヒザ: キック、ハイキック、膝蹴りなど
- 絞め技: チョーク、裸絞め、ギロチンなど
- 関節技: 腕十字、アームロック、ヒールフックなど
- パンチ/TKO: パンチ、パウンド、ドクターストップなど
プロ戦績一覧
| 結果 | 対戦相手 | 大会 | 決着 | 日付 |
|---|---|---|---|---|
| WIN | ダン・フッカー | UFCUFC Fight Night: Tsarukyan vs. Hooker | R23:34肩固め | 2025-11-22 |
| WIN | チャールズ・オリベイラ | UFCUFC 300: Pereira vs. Hill | R35:00判定2-1 | 2024-04-13 |
| WIN | ベニール・ダリウシュ | UFCUFC on ESPN 52: Dariush vs. Tsarukyan | R11:04KO(右ストレート→パウンド) | 2023-12-02 |
| WIN | ジョアキム・シウバ | UFCUFC on ESPN 47: Vettori vs. Cannonier | R33:25TKO(パウンド) | 2023-06-17 |
| WIN | ダミル・イスマグロフ | UFCUFC Fight Night: Cannonier vs. Strickland | R35:00判定3-0 | 2022-12-17 |
| LOSE | マテウス・ガムロット | UFCUFC on ESPN 38: Tsarukyan vs. Gamrot | R55:00判定0-3 | 2022-06-25 |
| WIN | ヨエル・アルバレス | UFCUFC Fight Night: Makhachev vs. Green | R21:57TKO(パウンド) | 2022-02-26 |
| WIN | クリストス・ジアゴス | UFCUFC Fight Night: Smith vs. Spann | R12:09TKO(左フック→パウンド) | 2021-09-18 |
| WIN | マット・フレボラ | UFCUFC 257: Poirier vs. McGregor 2 | R35:00判定3-0 | 2021-01-24 |
| WIN | ダヴィ・ハモス | UFCUFC Fight Night: Figueiredo vs. Benavidez 2 | R35:00判定3-0 | 2020-07-19 |
| WIN | オリビエ・オービン=メルシエ | UFCUFC 240: Holloway vs. Edgar | R35:00判定3-0 | 2019-07-27 |
| LOSE | イスラム・マカチェフ | UFCUFC Fight Night: Overeem vs. Oleinik | R35:00判定0-3 | 2019-04-20 |
| WIN | フェリペ・オリビエリー | League S-70: Plotforma S-70 2018 | R31:25KO(左ハイキック) | 2018-08-22 |
| WIN | ジュニオール・アスンソン | MFP 220: Mayor's Cup 2018 | R35:00判定3-0 | 2018-05-26 |
| WIN | ウー・ハオシャン | Gods of War World MMA Championship | R30:31TKO(パウンド) | 2018-03-24 |
| WIN | 佐藤豪則 | MFP 214: Governor's Cup 2017 | R35:00判定3-0 | 2017-12-02 |
| WIN | キム・ギョンピョ | Road FC 043 | R35:00判定3-0 | 2017-10-28 |
| WIN | マルシオ・ブレノ | S-70: Plotforma Cup 2017 | R12:54リアネイキドチョーク | 2017-08-08 |
| WIN | ニザマディン・ラマザノフ | MFP/WSOF GLOBAL: Mayors Cup | R12:27リアネイキドチョーク | 2017-05-13 |
| WIN | グスタボ・ウルリッツァー | Octagon Fighting Sensation 11 | R13:22リアネイキドチョーク | 2017-03-04 |
| WIN | アレクサンダー・ベリク | MFP: Cup of the Eastern Borders 2 | R12:51ギロチンチョーク | 2016-12-10 |
| WIN | ドミトリー・シュクラビー | MFP 204: Cup Of Vladivostok 2016 | R12:21TKO(パンチ連打) | 2016-11-05 |
| WIN | アレクサンダー・メレジュコ | Far Eastern Modern Pankration Federation | R21:28アナコンダチョーク | 2016-10-21 |
| WIN | アリ・ハイブラエフ | MFP: Cup of Administration in Modern Pankration | R10:33KO(パウンド) | 2016-05-06 |
| LOSE | アレクサンダー・ベリク | MFP: Cup of the Western Borders | R10:30KO(右フック) | 2015-12-12 |
| WIN | シャミル・オロハノフ | MFP: Assault Nights Of Spassk 2015 | R12:47TKO(パンチ連打) | 2015-09-25 |
