RENA
スーパーアトム級RENA

獲得タイトル
RENAは、日本女子格闘技の歴史を語るうえで欠かせない存在である。 大阪府出身、SHOOTBOXING/シーザージム所属。 シュートボクシングでキャリアを築き、立ち技の女王として人気と実力を兼ね備えた選手として注目を集めてきた。 華やかなビジュアルと明るいキャラクターから“ツヨカワクイーン”として知られる一方で、その評価を支えてきたのは、リング上で積み重ねてきた確かな勝利と、強敵に向かっていく勝負度胸である。 RENAの原点はシュートボクシングにある。 パンチ、キックだけでなく、投げや立った状態での絞め技も含まれる競技で、彼女は若くして頭角を現した。 Girls S-cupでは日本女子格闘技の中心選手として存在感を放ち、初代RISE QUEEN、SB世界女子フライ級王者などの肩書きも獲得。 単に人気先行の選手ではなく、女子立ち技格闘技の舞台で結果を出し続けてきた実力者だ。 RIZINには2015年大晦日に登場し、MMAデビュー戦で一本勝ち。 そこから女子スーパーアトム級戦線の中心選手として、山本美憂、ハンナ・タイソン、ドーラ・ペリエシュらを相手に勝利を重ねた。 RIZIN初期の女子格闘技が大きな注目を集めた背景には、RENAの存在があった。 浅倉カンナとのライバル関係、リンジー・ヴァンザントとの再戦、スーパーアトム級ワールドGPへの挑戦など、キャリアの節目には常に話題性のある試合が並んでいる。 ファイトスタイルの魅力は、やはり打撃の強さにある。 構えた状態から一気に距離を詰める踏み込み、左フック、右ストレート、ボディへの攻撃、そして勝負どころで相手を逃さない連打。 MMAにおいては寝技や組みの攻防で課題を突かれる場面もあったが、それでもRENAの打撃には一瞬で流れを変える力がある。 相手が優位に試合を進めていても、RENAの拳が当たれば空気が変わる。 その危険性こそ、彼女が長くトップ戦線で警戒され続けてきた理由だ。 2023年にはクレア・ロペスに一本負けを喫し、MMAでの厳しさを改めて味わった。 しかし、2024年にはシン・ユリに判定勝利、さらに超RIZIN.3ではケイト・ロータスを2R TKOで下し、再び存在感を高めた。 若手や新世代が台頭する中でも、RENAはただ過去のスターとして扱われる存在では終わらなかった。 勝利によって、自分がまだ女子スーパーアトム級の重要人物であることを示した。 そして2025年大晦日、RENAは伊澤星花の持つRIZIN女子スーパーアトム級王座に挑戦した。 結果は2R一本負け。 しかし、1R序盤に左フックで伊澤からダウンを奪った場面は、RENAという選手の怖さを改めて示すものだった。 無敗王者を相手に、一瞬で会場の空気を変える。 最終的には伊澤の総合力に屈したが、タイトルマッチの中で確かな見せ場を作ったことは、彼女のキャリアにおいても大きな意味を持つ。 RENAは、単なるベテランではない。 日本女子格闘技の認知を広げ、RIZIN初期の女子戦線を引っ張り、いまもなお強豪と向き合い続けるファイターだ。 勝利の華やかさも、敗北の悔しさも、長いキャリアの中で何度も経験してきた。 それでもリングに立ち続ける姿には、女子格闘技を背負ってきた者だけが持つ説得力がある。 RENAの魅力は、強さと華やかさ、そして危うさが同居しているところにある。 打撃で試合を壊す爆発力があり、観客の期待を一気に引き寄せるスター性があり、同時にMMAという競技の厳しさにも真正面から向き合ってきた。 日本女子格闘技の歴史を作った選手であり、今なお大舞台で物語を生み出せる存在。 RENAは、勝っても負けても観る者の記憶に残る、唯一無二の“ツヨカワクイーン”である。
戦績分析
MMA戦績:15勝6敗0分
ファイト傾向
戦績データから見える勝ち筋・注意点
FINISH IMPACT
勝利の決着傾向
60%
フィニッシュ率
53%
KO率
8勝
7%
一本率
1勝
33%
判定率
5勝
勝率
15/21
フィニッシュ率
9/15
KO率
8/15
一本率
1/15
負け方
直近5試合
左から新しい順
伊澤星花
2025-12-31
ケイト・ロータス
2024-07-28
シン・ユリ
2024-03-26
クレア・ロペス
2023-04-29
アナスタシア・スヴェッキスカ
2022-07-31
ラウンド別勝敗
どのラウンドで試合が決まったか
決着時間帯
各ラウンドを0:00-2:30 / 2:31-5:00で分類
決着方法
何で勝ち、何で負けたか
分類の目安
- 蹴り/ヒザ: キック、ハイキック、膝蹴りなど
- 絞め技: チョーク、裸絞め、ギロチンなど
- 関節技: 腕十字、アームロック、ヒールフックなど
- パンチ/TKO: パンチ、パウンド、ドクターストップなど
プロ戦績一覧
| 結果 | 対戦相手 | 大会 | 決着 | 日付 |
|---|---|---|---|---|
| LOSE | 伊澤星花 | RIZINRIZIN 師走の超強者祭り | R21:58ギロチンチョーク | 2025-12-31 |
| WIN | ケイト・ロータス | RIZIN超RIZIN.3 | R24:18TKO(スタンドパンチ連打) | 2024-07-28 |
| WIN | シン・ユリ | RIZINRIZIN LANDMARK 9 | R35:00判定3-0 | 2024-03-26 |
| LOSE | クレア・ロペス | RIZINRIZIN LANDMARK 5 | R34:21膝十字固め | 2023-04-29 |
| WIN | アナスタシア・スヴェッキスカ | RIZINRIZIN.37 | R35:00判定3-0 | 2022-07-31 |
| LOSE | パク・シウ | RIZINRIZIN.33 | R35:00判定0-3 | 2021-12-31 |
| WIN | 山本美憂 | RIZINRIZIN.32 | R23:35TKO(右膝蹴り→パウンド) | 2021-11-20 |
| WIN | 富松恵美 | RIZINRIZIN.24 | R35:00判定3-0 | 2020-09-27 |
| WIN | リンジー・ヴァンザント | RIZINRIZIN.20 | R34:42TKO(コーナーストップ) | 2019-12-31 |
| WIN | アレキサンドラ・アルヴァーレ | RIZINRIZIN.19 | R10:20KO(スタンドパンチ) | 2019-10-12 |
| LOSE | リンジー・ヴァンザント | BellatorBellator 222: Machida vs. Sonnen | R14:04チョークスリーパー | 2019-06-14 |
| WIN | サマンサ・ジャン=フランソワ | RIZINRIZIN.15 | R35:00判定3-0 | 2019-04-21 |
| LOSE | 浅倉カンナ | RIZINRIZIN.11 | R35:00判定0-3 | 2018-07-29 |
| WIN | エレイン・"パンテラ"・リアル | SHOOT BOXING Girls S-cup 〜48kg世界トーナメント2018〜 | R35:00判定3-0 | 2018-07-06 |
| LOSE | 浅倉カンナ | RIZINRIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 Final ROUND | R14:34チョークスリーパー | 2017-12-31 |
| WIN | アイリーン・リベラ | RIZINRIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 Final ROUND | R14:39TKO(右フック) | 2017-12-31 |
| WIN | アンディ・ウィン | RIZINRIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 1st ROUND -秋の陣- | R11:35KO(左ボディブロー) | 2017-10-15 |
| WIN | ドーラ・ペリエシュ | RIZINRIZIN 2017 in YOKOHAMA -SAKURA- | R12:49KO(左ボディブロー) | 2017-04-16 |
| WIN | ハンナ・タイソン | RIZINRIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント FINAL ROUND | R32:47KO(左三日月蹴り) | 2016-12-31 |
| WIN | 山本美憂 | RIZINRIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント 開幕戦 | R14:50ニンジャチョーク | 2016-09-25 |
| WIN | イリアーナ・ヴァレンティーノ | RIZINRIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015 さいたま3DAYS | R23:31フライングアームバー | 2015-12-31 |
