RIZIN.54の追加カードが一挙発表 佐藤将光 vs パッチー・ミックスなど6試合が決定

2026年8月11日、TOYOTA ARENA TOKYOで開催される「RIZIN.54」の追加対戦カード発表記者会見が行われた。
すでに今大会では、クレベル・コイケ vs 秋元強真、ケイト・ロータス vs NOELが決定している。
そこに今回、佐藤将光 vs パッチー・ミックス、伊藤裕樹 vs アリベク・ガジャマトフ、後藤丈治 vs アジズベク・テミロフなど6試合が追加された。
大会全体を見ると、国内勢と海外勢の対戦、階級戦線に関わるカード、そして話題性を持つ選手同士のカードが並ぶ構成になっている。
RIZIN.54は、単なるクレベル vs 秋元の大会ではなく、フェザー級、バンタム級、フライ級の今後を同時に確認できる大会になりそうだ。
RIZIN.54 大会概要
- 開催日:2026年8月11日(火・祝)
- 会場:TOYOTA ARENA TOKYO
- 開場予定:12:00
- 開始予定:14:00
https://jp.rizinff.com/_ct/17846026
本日発表された追加カード
- 69.0kg:直樹 vs 細川一颯
- 57.0kg:平本丈 vs ジョリー
- 66.0kg:水野新太 vs リー・カイウェン
- 61.0kg:後藤丈治 vs アジズベク・テミロフ
- 61.0kg:佐藤将光 vs パッチー・ミックス
- 57.0kg:伊藤裕樹 vs アリベク・ガジャマトフ
佐藤将光 vs パッチー・ミックスが61kgで実現
今回の発表で最も大きなカードの一つが、佐藤将光 vs パッチー・ミックスだ。
パッチー・ミックスは、RIZIN.52で秋元強真と対戦した元Bellatorバンタム級王者。
RIZIN初戦では66.0kg契約で秋元と対戦したが、今回は61.0kgで佐藤将光と向き合う。
佐藤は日本バンタム級を語るうえで外せない実力者であり、RIZINでも強豪との試合を重ねてきた選手だ。
この試合は、単なる外国人強豪の再登場ではない。
ミックスが本来のバンタム級戦線でどこまで存在感を取り戻すのか。
そして佐藤が、世界レベルの組みと寝技を持つ相手に対して、どのような戦いを見せるのか。
RIZINバンタム級の今後を考えるうえでも、かなり重要な一戦になる。
伊藤裕樹はアリベク・ガジャマトフと対戦
フライ級では、伊藤裕樹 vs アリベク・ガジャマトフも発表された。
伊藤はRIZINフライ級で存在感を示してきた選手で、前に出る姿勢と打撃で試合を動かせる選手だ。
今回の相手はアリベク・ガジャマトフ。
RIZINフライ級において、伊藤が再び上位戦線に絡むためには落とせない試合になる。
RIZINのフライ級は、扇久保博正、神龍誠、伊藤裕樹、本田良介ら国内勢に加え、海外勢も絡む階級になっている。
その中で伊藤がどの位置に立つのか。
この試合は、その現在地を測るカードでもある。
後藤丈治はアジズベク・テミロフと対戦
61.0kgでは、後藤丈治 vs アジズベク・テミロフも決定した。
後藤はRIZINバンタム級で存在感を高めてきた選手だ。
再び上位へ進むためには、ここで勝利が必要になる。
相手のアジズベク・テミロフは、ウズベキスタンの選手。
RIZINでは福田龍彌をKOで破っており、打撃の破壊力を持つ相手として知られている。
後藤にとっては再浮上のための一戦。
テミロフにとっては、RIZINバンタム級でさらに名前を上げるチャンスになる。
直樹 vs 細川一颯は話題性のある69kg契約
69.0kgでは、直樹 vs 細川一颯が発表された。
直樹は6月の仙台大会で黒井海成にTKO勝利を収め、RIZINで結果を出したばかりの選手だ。
インパクトのある勝ち方を見せたことで、今回のRIZIN.54でも継続参戦をつかんだ形になる。
対する細川一颯は、RIZINでも話題性を持つ選手。
ここで勝てば、単なる注目枠ではなく、競技面でも次につながる存在として見られることになる。
69.0kg契約という点も含め、今大会の中では異色のカードだ。
ただし、こうしたカードを組み込むことで、RIZINらしい幅の広さも出てくる。
平本丈 vs ジョリーも57kgで決定
平本丈はRIZINで経験を積みながら、フライ級で存在感を高めたい選手だ。
対するジョリーも、RIZINの舞台で結果を出せば一気に注目度を上げることができる。
このカードは、タイトル戦線の中心というよりも、今後のフライ級で新しい顔を作れるかどうかを確認する試合と見たい。
RIZINフライ級は、上位陣の構図が見えつつある一方で、その下から誰が抜け出すのかも重要になっている。
平本とジョリーの勝者は、次のチャンスへ進む可能性がある。
水野新太はリー・カイウェンと対戦
66.0kgでは、水野新太 vs リー・カイウェンも発表された。
リー・カイウェンは中国の選手で、RIZINフェザー級においてフィジカルと圧力を持ち込める存在だ。
水野にとっては、国内選手同士とは違うタイプの相手をどう攻略するかが問われる。
今のRIZINフェザー級は、王者ラジャブアリ・シェイドゥラエフを中心に、クレベル・コイケ、秋元強真、久保優太、萩原京平、カルシャガ・ダウトベックらが絡む層の厚い階級になっている。
その中で水野が結果を出せば、フェザー級の中で名前を上げるきっかけになる。
RIZIN.54は階級戦線と話題性が交差する大会へ
今回の追加カードによって、RIZIN.54の見どころは大きく広がった。
メイン級の注目カードとしてクレベル・コイケ vs 秋元強真があり、女子スーパーアトム級ではケイト・ロータス vs NOELが組まれている。
そこに、佐藤将光 vs パッチー・ミックス、伊藤裕樹 vs アリベク・ガジャマトフ、後藤丈治 vs アジズベク・テミロフといったMMA色の強いカードが加わった。
さらに、直樹 vs 細川一颯、平本丈 vs ジョリーといった、話題性と今後の可能性を持つカードも並ぶ。
特に注目したいのは、パッチー・ミックスが61.0kgでどのような姿を見せるのか、そして佐藤将光がその相手にどう向き合うのかだ。
RIZINバンタム級は、王者を中心とした上位戦線だけでなく、その周辺にも強豪が揃い始めている。
RIZIN.54は、その構図をさらに動かす大会になるかもしれない。

