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RIZIN LANDMARK 14 仙台 第6〜8試合結果|神龍誠が新王者に

EasyFight運営
RIZIN LANDMARK 14 仙台 第6〜8試合結果|神龍誠が新王者に

2026年6月6日、宮城県のゼビオアリーナ仙台で「RIZIN LANDMARK 14 in SENDAI」が開催された。

大会終盤の第6試合では貴賢神が豪快なTKO勝利。
第7試合ではトニー・ララミーが打撃でダウンを奪い、組みの攻防でも元谷友貴を上回って判定勝利を収め、メインイベントでは地元・仙台出身の神龍誠扇久保博正との再戦を制してRIZINフライ級王座を獲得した。

第6試合 酒井リョウ vs 貴賢神

RIZIN MMAルール
5分3R・121.20kgキャッチウェイト

勝者:貴賢神
1R 1分16秒 パウンドによるレフェリーストップ

2026年8月から始まる「RIZIN JAPANグランプリ ヘビー級トーナメント」への出場を懸けた査定試合として、酒井リョウと貴賢神が対戦した。

しかし、前日計量で貴賢神が120.00kgの契約体重を1.2kg超過。
酒井陣営が121.20kgキャッチウェイトによる通常の公式戦として実施することを受け入れたため、減点なしで試合が行われた。

試合は開始直後から緊張感のある激しいパンチの応酬となった。
酒井も左右のパンチを振りながら前進したが、貴賢神はバックステップで攻撃を外し、狙い澄ました右ストレートを打ち込んだ。

この一撃で酒井がダウンすると、貴賢神はすぐにトップポジションを奪い、パウンドを連打。
酒井が防御できなくなったところでレフェリーが試合を止めた。
決着時間はわずか1分16秒。
相撲出身の貴賢神が持ち前のパワーを見せつけ、RIZINで3連勝を飾った。

試合後、貴賢神は契約体重を守れなかったことを酒井に謝罪。
通常のルールで試合を受けてもらったことに感謝し、今後もRIZINヘビー級を盛り上げていくと語った。
圧倒的な勝利を収めた一方、今回はトーナメント出場を懸けた査定試合だっただけに、計量失敗が選考へどのような影響を与えるのかも注目される。

第7試合 元谷友貴 vs トニー・ララミー

RIZIN MMAルール
5分3R・59.0kg契約

勝者:トニー・ララミー
判定3-0

当初は57.0kg契約で組まれていたが、ララミーが犬にかまれ、その治療で抗生物質を服用したことで通常の体重調整が難しくなった。
元谷陣営との協議を経て、試合は59.0kg契約へ変更されている。

試合を通してララミーのボクシング技術がひかり、アッパーと特にボディショットが何度も元谷を襲った。

薬や治療でコンディションに不安を抱えていたようだが、試合後半もララミーの勢いは落ちない。
パンチと右ローを的確に当て、元谷が組みついてもテイクダウンを許さず、反対に上のポジションを奪った。
元谷をスタンドで少しずつ削っていく。

最終ラウンドもララミーが左ボディを重ね、元谷のタックルにも冷静に対応する。
最後まで打撃の手数を止めず、膝蹴りやパンチを当てて試合終了。
ジャッジ3者がララミーを支持し、判定3-0で勝利した。

元DEEP二階級王者で、2025年のRIZINフライ級トーナメント準優勝者でもある元谷を圧倒したことで、ララミーは王座挑戦者候補の一人として存在感を高めた。

試合後には契約体重の変更を受け入れた元谷に感謝を伝えたうえで、「次の試合の勝者と戦いたい」とメインイベントの勝者への挑戦を要求。
征矢貴に続いて元谷も破り、RIZINフライ級で無視できない存在となった。

第8試合 扇久保博正 vs 神龍誠

RIZINフライ級タイトルマッチ
RIZIN MMAルール
5分3R・57.0kg

勝者:神龍誠
判定3-0

神龍誠がRIZINフライ級新王者に

大会のメインイベントでは、王者・扇久保博正と挑戦者・神龍誠が約2年ぶりに再戦した。

両者はかつて同じジムで練習していた師弟関係にあり、神龍にとって扇久保はかつての先輩であり指導者でもあった。
2024年7月の初対決では扇久保が判定勝利を収めており、今回はRIZINフライ級のベルトと互いの意地を懸けた一戦となった。

第1ラウンド、オーソドックスの扇久保に対し、神龍はサウスポーで構える。
扇久保が左フックを空ぶったところに神龍がタックルを合わせ、早々にテイクダウンを奪った。

神龍は立ち上がろうとする扇久保の背後へ回り、右足を絡ませながらポジションを維持。
完全に寝かせる事はできなかったものの、細かいパウンドを当てながら扇久保の動きを封じた。

第2ラウンド、扇久保はパンチをコンパクトにまとめながら前へ出る。
しかし大ぶりのパンチが多かった為、ステップでかわされていた、神龍は再びタックルを合わせ、ケージ際でテイクダウン。
扇久保も立ち上がって左ボディと左フックを当てたが、神龍は首相撲から膝蹴りを連打し、肘も打ち込んだ。

扇久保が圧力をかけ続ける一方、神龍は組みと打撃を使い分け、距離を制しながら簡単には主導権を渡さなかった。

最終ラウンド、神龍の肘打ちが扇久保の頭部を捉え、扇久保が大きく出血。
試合はドクターチェックのため一時中断された。

再開後も扇久保は流血しながら前進したが、神龍は攻撃をかわしてタックル。
背後からコントロールし、王者の反撃を封じ込めた。
終了間際には扇久保が体勢を入れ替えて上を取ったものの、神龍は下からギロチンを狙い、最後まで攻撃を止めなかった。

判定は3-0で神龍。
前回の敗北から約2年、地元・仙台で扇久保へのリベンジを果たし、25歳でRIZINフライ級の頂点に立った。

扇久保が経験と圧力を見せた一方、神龍は組みと膝蹴り、肘打ちを織り交ぜて攻勢を維持した。
前回の対戦からの成長を感じさせる王座奪取となった。

試合後のマイクでは、扇久保が神龍に「これからRIZINのフライ級を世界一にしよう」と声をかけ、神龍も力強く「押忍」と応じた。

再戦を通じてぶつかり合ってきた二人の因縁は、この瞬間にひとつの区切りを迎えたように見えた。互いを認め合う清々しい表情が、激闘直後の仙台の会場を温かな空気で包んだ。

新王者・神龍誠を中心に動き出すフライ級戦線

新王者となった神龍の周囲には、今回元谷を圧倒したララミーをはじめ、征矢貴、元谷、伊藤裕樹など実力者がそろっている。

特にララミーは試合直後にタイトル挑戦を要求しており、神龍の初防衛戦の対戦相手として、有力候補の一人に浮上した。
前王者の扇久保が再起を目指すのか、元谷が巻き返すのか、新たな挑戦者が浮上するのか。
仙台大会を境に、RIZINフライ級の勢力図は大きく動き始めた。

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