RIZIN広島大会の追加カード発表 サバテロ対鹿志村の王座戦、ヒロヤ対山本アーセンが決定

2026年7月18日、広島グリーンアリーナで開催される「abc presents RIZIN LANDMARK 15 in HIROSHIMA」の追加対戦カード発表記者会見が、6月16日に行われた。
今回発表されたのは4試合。
RIZINバンタム級王者ダニー・サバテロに鹿志村仁之介が挑戦するタイトルマッチのほか、ヒロヤ対山本アーセン、佐々木信治対林RICE陽太、梅野源治対昇侍が決定した。
サバテロにDEEP暫定王者・鹿志村が挑戦
バンタム級タイトルマッチでは、サバテロが鹿志村を相手に2度目の防衛戦を行う。
サバテロは強力なレスリングを武器に、テイクダウンとトップコントロールで相手を支配するファイター。
派手な打ち合いを中心とするタイプではないが、自分の得意な展開で試合を支配する能力は高く、現在のRIZINバンタム級で最も攻略が難しい選手の一人と言える。
挑戦者の鹿志村はDEEPバンタム級暫定王者で、柔術をベースとするグラップラー。
会見ではサバテロを「漬けるようなファイター」と評し、日本人でサバテロを極められるのは自分しかいないと宣言した。
上から制圧する王者と、隙を見つけて一本を狙う挑戦者。
組み技を得意とする両者だが、目指す展開は異なる。
鹿志村が王座を獲得すれば、DEEPの暫定王者がRIZINバンタム級の頂点に立つことになる。
ヒロヤと山本アーセンが初対決
フライ級では、ヒロヤと山本アーセンが対戦する。
以前から対戦を期待されてきた両者による一戦で、ヒロヤは会見で現在を「負けられない状況」と表現。
フライ級戦線で再浮上するためにも、結果が求められる一戦となる。
対するアーセンは、爆発的な身体能力とレスリングが武器。
試合ごとの波はあるものの、勢いに乗った時の攻撃力は高い。
知名度が高く、それぞれに注目を集めてきた両者だけに、フライ級で生き残りを賭けることになる。
地元・広島で佐々木信治が復帰
ウェルター級では、広島を拠点に長く戦ってきた佐々木信治が現役復帰し、RIZIN初参戦の林RICE陽太と対戦する。
佐々木は約2年前に引退していたが、練習は継続していた。
地元でRIZINが開催されることを受け、「引退している場合ではない」と参戦を決断した。
林はGRACHANで二階級制覇を果たした実力者で、RIZIN初参戦ながらベテランを相手にインパクトを残すと宣言。
復帰する地元のベテランと、その主役の座を奪おうとする二階級王者という明確な構図が生まれた。
広島大会ならではの熱量を持つカードになりそうだ。
梅野源治と昇侍が64キロ契約で激突
64キロ契約のMMAルールでは、梅野源治と昇侍が対戦する。
ムエタイで実績を残してきた梅野は、5月の試合で敗れた後もMMAへの挑戦を継続。
直談判で早期での復帰を求め、広島大会で再びリングに立つ。
昇侍は43歳のベテランだが、現在も前線で戦う姿を見せることに強い意欲を持つ。
梅野が打撃で主導権を握るのか、昇侍がテイクダウンやグラウンドを交えてMMAの経験差を見せるのか。
試合展開が想像しやすく、フィニッシュが期待される一戦だ。
広島大会のカードが充実
すでに広島大会では、カルシャガ・ダウトベック対萩原京平、太田忍対イリスベク・ティレノフ、ジョニー・ケース対天弥、篠塚辰樹対イ・ジェフンなどが決定している。
女子スーパーアトム級では、パク・シウ対須田萌里、大島沙緒里対イ・イェジを実施。
これら2試合を含む全4試合の内容や勝ち方が評価され、出場した8選手の中から2選手が大みそかの王座決定戦に選ばれる方針だ。
国際戦、タイトルマッチ、人気選手同士の対決、地元ベテランの復帰戦。
広島大会は一つのテーマに偏らず、それぞれの試合に明確な背景があるカード構成となった。
中心となるのは、サバテロが王座を守るのか、それとも鹿志村が一本でベルトを奪うのかというバンタム級タイトルマッチだ。
しかし、負けられないヒロヤ、地元で復帰する佐々木、MMA挑戦を続ける梅野など、そのほかの試合にも注目すべき物語がそろっている。
7月18日の広島グリーンアリーナでは、王座の行方だけでなく、各階級の次の主役を決める戦いが繰り広げられる。
発表された追加対戦カード
・RIZINバンタム級タイトルマッチ/61.0kg:ダニー・サバテロ vs. 鹿志村仁之介
・RIZINフライ級/57.0kg:ヒロヤ vs. 山本アーセン
・RIZINウェルター級/77.0kg:佐々木信治 vs. 林RICE陽太
・RIZIN MMAルール/64.0kg契約:梅野源治 vs. 昇侍

